実は評判がよくないメイクの種類
メイクはファッションと同じく、その時々でかなり流行が異なります。
10代~20代前半くらいのおしゃれに敏感な年頃の女性なら、毎月発刊される雑誌などをチェックしてそこでモデルさんなどがしているメイクをそのまま真似てみたくもなります。
ですがそうした流行というのは雑誌やファッションを扱う企業が仕掛けてはやらせている部分があり、実際に世の中でそういった顔が人気があるからそうなったというわけではなかったりします。
ですので流行に敏感な人たち同士なら「かわいい~」となるメイクであっても、そうでもない人たちからは「?」という印象を持たれてしまうということがよくあります。
もっともファッションというのは自己表現の一つでもあるのであまり周囲の目や反応ばかりを気にしすぎても楽しいものではないのですが、それでも自分でよかれと思ってやっているメイクが実は周囲からは冷ややかに見られていたというのは本意ではないでしょう。
特に女性に評判がよいメイクであっても男性受けがよくないメイクというのは非常に多く、もてたくて頑張ったメイクが裏目に出てしまうこともあるので十分に注意しておく必要があります。
個性的すぎるメイクには要注意
まず「女性受けはいいけど男性受けが非常に悪い」というメイクをいくつか紹介します。
ここ最近流行した中でもダントツに評判がよくないのが「極太眉平行メイク」です。
現在40代以上の人にしてみると、太眉メイクというとバブル期を彷彿させるものですが今再びその兆しが見られています。
ただ今時の太眉メイクというのは、眉山を作らずに上瞼のラインとできるだけ平行に短く書くというところにポイントがあります。
ですので印象的にきりっと上に上がった印象に仕上がります。
これは女性にとっては意志の強さやカッコよさ、目元のぱっちりさを印象付けられる素敵なものに思えますが、逆に男性からは「いたずら書きで書かれた眉みたい」「不自然すぎる」「能面メイク?」といった風に思われてしまうことがあるようです。
次にここ最近多くの人がやっているのが同じく目元を飾るラメ入りメイクです。
こちらは太眉メイクとは逆に下瞼にラインを入れるようにしてつける方法となっていますが、あまりにも目立つ色を目元や下瞼につけてしまうとまるで歌舞伎の隈取のように見えてしまうようです。
女性にとってはやはり第一印象を強くする目元のメイクは最も力を入れたいところなのですが、気合が入りすぎて「メイクしている」ということが伝わりすぎると逆効果になってしまいます。
人気があるのはナチュラルメイク
では逆にどんなメイクなら人気があるのかということで言うと、メイクをしているかどうかがわかりづらい「ナチュラルメイク」です。
上記で紹介したメイク方法のほか、つけまつげや真っ赤な口紅、頬全体を染めるチークといったものも全体的に評判がよくなく、特に職場などフォーマルな場所ではよくないものとされています。
ナチュラルメイクの場合には実際にはかなり時間をかけて作りこんでいても「メイクをほとんどしていない」かのように見せることがポイントになります。
かといってすっぴんがいいのかというとまたそれも違っていて、いかにさりげなくメイクしていることを伝えるかというテクニックが求められます。
そのためできるだけナチュラルに見せるための工夫として、アートメイクや美容整形などを取り入れる女性も少なくありません。
ナチュラルメイクのポイントは、各パーツをどれだけ自然により魅力的に見せられるかです。
自分のチャームポイントにはなかなか気づきにくいものなので、家族や友人などの意見を参考にナチュラルメイクを極めるのもよいでしょう。