雨の日って前髪がうねって一日ブルー…雨風に負けない綺麗な前髪を作ろう!

憂鬱な雨の日の髪の乱れ

ロングヘアの女性などは特に、朝起きて雨が降っているとそれだけで憂鬱な気分になってしまうことでしょう。

というのも雨が降ったりして湿気が多い気候の日というのはどうしても髪の毛が乱れがちになり、丁寧にセットをしようとしてもあちこちに乱れて跳ねたり、まとまりが悪く変な風に広がってしまったりすることがよくあるからです。

俗説では「雨の日に美容室に行くと失敗しやすい」ということも言われており、いかに天候によって髪型が影響を受けやすいかということかがわかります。

ちなみにカットくらいなら別に美容室で雨だからと失敗することはほとんどありませんが、縮毛矯正などのパーマをかける場合には思うようにかからないということはあるようです。

なぜ雨の日など湿気が多いときには髪の毛が乱れるのかというと、それは外気から水分が毛髪内部に入り込むことにより一時的に水分量が増えることが原因です。

髪そのものではなく髪の毛の間に水分が入り込んでしまうと膨らむようなってしまうので、それが乱れを引き起こしてしまうのです。

ヘアセットの前にしっかりブローを

髪の毛のふくらみの原因が水分にあるとすると、その対策には水分を追い払うことで解決をすることができます。

プロの美容師さんが使っているテクニックとしては、まずは髪の毛を一旦シャワーなどで湿らせたあとでタオルで水分を拭き取り半乾きの状態にします。

その状態で先にトリートメント剤をつけてすこし置き、それからドライヤーで7~8割くらいまで乾かしたところでブローをしていきます。

一旦湿らせるなどして髪の毛の中の水分量をリセットしてから改めて乾かしていくことで、余計な広がりを防ぎきちんとまとまったヘアセットをすることができます。

ただしそのあとにまた外出をして髪の毛に水分が増えてくると同じように膨らみが出てくるので、雨の日はしっかりブローしたあと水分が入り込みにくいまとめ髪にする方がよいかもしれませんね。

前髪だけでも手早く整えたいというときには

しかしよほど早起きの習慣があるという人でもない限り、毎日朝起きてからしっかりシャワーとブローまでをするというのは難しいでしょう。

そこで手軽に前髪だけでも整えることができるテクニックを覚えておくと便利です。

基本は最初に説明した濡らしてから乾かしなおすということなのですが、これを前髪だけで行うときには霧吹きを使用して前髪の根元に水を含ませ、それをとかしながらドライヤーでしっかり乾かしていきます。

このときクシを使って左右に引っ張るようにかわかすとしっとりまとまった前髪にすることができます。