女性だって悩んでる!足のニオイ対策
冬場などブーツの時期になってくると出てくる悩みの一つが足のニオイです。
冬場といえば、12月頃に集中しはじめる忘年会や年明けからの新年会といった会社やご近所づきあいでどうしても参加しなければいけない行事が出てきてしまいます。
数十人単位で開催される飲み会はお座敷タイプの部屋に案内されることが多く、どうしても靴を脱いで上がらないといけないということもあります。
そんな時に気になるのが脱いだ靴や足元から漂ってくる臭いニオイです。
足のニオイというとまるで中年男性の悩みのようですが、実は案外自分の足の臭さに悩む女性というのは相当多く、そのことが気になって人の家やお座敷に上がることができないというような人もいるくらいです。
夏場こそサンダルなど通気性のよい履物を利用することで防ぐことができても、冬場はそれもかなわず脱いだときのプーンとくる感じは自己嫌悪レベルです。
そこでそんなニオイ対策をしていくために、まずはどうして冬場になると目立ったニオイがするようになってしまうのかということを知っておく必要があります。
足のニオイの原因は主に三つあります
まず先にどうして夏場はそれほど気にならないニオイが冬になると強く感じられるようになるかというと、それは冬場の寒い時期にはどうしても厚手の靴下や通気性のよくないブーツなどをよく着用することになるため、ニオイが発生したときにそれが内部にこもってしまうからです。
サンダルやスニーカーのような通気性に優れた履物を使用していれば、仮にニオイのもとが発生してもすぐに外気に逃げていってくれるので、脱ぎ履きをしたときに強くニオイが感じられるということはありません。
そんな密閉された足元でニオイの原因となっているのが、「靴」「靴下」「足」の三つです。
この三つがそれぞれ原因になっていることもあれば、そのうち一つが特に悪くそれが主な原因になっているということもあります。
ですのでまずは自分の体質や普段着用しているものを詳しく見直し、それが足のニオイのもとになっていないかどうかを検証していきましょう。
まず「靴」が原因のニオイですがこれは先に説明したように靴全体に通気性がないために足元からのニオイが閉じこもってしまうということが原因です。
通気性の悪い靴はニオイを閉じ込めるだけでなく、足先の汗をかきやすくしてしまったり、湿気により足全体に雑菌が繁殖しやすい状況を作ってしまいます。
また新品のときはそうでもなくても、何度か繰り返し使用することで湿気が逃げにくくなってしまいそれがニオイを出しやすくしてしまうということもあります。
まず普段使用しているブーツの内部に触れてみて、湿気がたまっていないかということをチェックしてみましょう。
そのうえでしっとり湿ったようになっていたら、新聞紙などの乾燥材を入れ、さらに陰干しなどでしっかりと乾かしていくようにしましょう。
乾かしたあとで消臭剤などを使用するとますますニオイ防止効果が高まります。
「靴下」と「足先」のケアも忘れずに
次の原因となるのが「靴下」です。
靴下はものによっては素材に通気性や吸湿性の悪いナイロンなどを多く使用していることがよくあります。
通気性の悪い靴下は防寒作用が高い反面で汗をかいたときにそこから逃げ場がなくなり通気性の悪いブーツ同様足先での雑菌の繁殖をしやすくしてしまいます。
靴下のほかにもストッキングやタイツも全体的に通気性がよくない性質を持つため、洗わずに何日か同じ物を履いたり、生乾きのまま使用したりするのは厳禁です。
体質的に足先に汗をかきやすいという人は、通気性や吸湿性にすぐれた素材の靴下を選んで購入するようにしたり、五本指のタイプのものを使用するのがおすすめです。
最後の「足」ですが、これは体質的な場合と皮膚の病気の場合とがあります。
誰でも足先に汗をかくものですが、体質によっては足先から汗を多くかく場合があり、それが靴や靴下の素材と合わさって強いニオイのもとになることがあります。
汗は皮膚についたまま長い時間が経過するとどうしても雑菌が繁殖しやすく、だんだんとニオイが強くなっていってしまいます。
または水虫のように足先の皮膚の病気がニオイのもとになるケースもあります。
皮膚がただれたりかゆみが強かったりするときには、早めに皮膚科を受診して薬などで治療していきましょう。