女性も増えているブランド鑑定士

ブランド鑑定士

ブランド品を買取する業者には必ずブランド品を鑑定するブランド鑑定士がいます。
お客さまから持ち込まれたブランドバッグや服、財布などを鑑定して品定めをする、そのブランド品の価値を決めるのがブランド鑑定士の仕事です。
エルメスやルイ・ヴィトン、シャネルなどさまざまなブランド品についての知識や価値を判断しなくてはなりません。
ブランド品の価値は流行や人気からなるため、常にアンテナを張り巡らす必要があります。

ブランド鑑定士になる方法とは

エルメス買取のエコリング
出典:エルメスの買取ブランド買取のエコリング

ブランド鑑定士になるための資格は存在しませんし、試験もありません。
極端な話、「今日から自分はブランド鑑定士だ」と言ってしまえばブランド鑑定士になれます。
しかし、ブランド品に関する知識がなければ査定額が相場よりかけ離れていたり、偽物を本物と鑑定してしまったりしてしまう可能性があります。
そのため、ブランド鑑定士として差別化を図るには常に最新の専門知識を勉強しなくてはなりません。
その場合、ブランド鑑定士として働いている人の多くは、ブランドの買取業者に就職し、その業者独自の教育プログラムをクリアした人たちというケースが多くあります。

例えば買取専門業者のエコリングは「エコリング大学」と称した研修制度で鑑定士の育成を行いっています。
鑑定士スキルを学ぶだけにとどまらず、ブランド品を扱うためのビジネスマナーやリユース業界のこともしっかりと学んでから、お客様に前に立って的確な査定を行っております。

参考≫エコリングってこんな会社 | 株式会社エコリング【採用情報サイト】

そうした研修に加え、インターネットやファッション雑誌など自ら情報を得ることも必要です。

女性のブランド鑑定士

男性の職業と思われていたブランド鑑定士ですが、最近は女性のブランド鑑定士が増えています。
女性はブランド好きが多く、覚えるのが早いため、買取の現場で活躍される方が多くいます。
また、ハンドバックやアクセサリーを売りに来るのは女性の方が多く、男性鑑定士より、女性鑑定士の方が安心して売りに出せるという方も多くいます。

ブランド鑑定士の収入

求人サイトでは、月収20~40万円で募集している場合が多く、条件も未経験可だったりします。モデルケースだと5年で年収500万円になっていたりします。
つまり、経験を積んでいけば給料が上がっていくというわけです。
その他にインセンティブがつく給与形態だと年収1,000万円以上になる買取業者も存在します。

魅力ややりがい

ブランド品を正しく鑑定しなければいけなりませんが、ブランド品に対して見極める知識がいきなり身につくものではありません。
万が一、真贋の判断を誤ると会社にも損害を与え、お客さまへの信用も失ってしまいます。
責任感が必要な分、やりがいを感じるでしょう。

商品に対する知識や鑑定能力、値付けなどの能力が必要です。
覚えることは大変多いのでたくさんの商品に触れて、時間をかけながら吸収していきます。
また、鑑定士としての能力だけではなく、コミュニケーション能力も大切です。
お客さまと会話をして商品の使用状況に関する情報を引き出し、査定額について納得させなければならないからです。